どうぶつかいぎ展 The Animals’ Conference

PLAY! Museum

Exhibition - Participate as an artist


『エーミールと探偵たち』『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』などの児童文学作品を中心に世界的に知られるドイツの詩人・作家のエーリヒ・ケストナー(1899-1974)。第二次世界大戦後、ケストナーは絵本『動物会議』(1949年)で戦いや争いを止めない人類を痛烈に批判します。ケストナーは子どもたちに、人類が抱える大きな課題を、ユーモアとかわいらしさ、皮肉を利かせて訴えました。「争いをやめ、未来のため、子どもたちのために、大人たちが話し合う」というケストナーの問題提起は、今日もなお解決することはありません。この展覧会は、絵画や立体、インスタレーション、映像などの手法で、8人のアーティストたちが『動物会議』の物語をリレーして描き出し、ケストナーのメッセージを現代に問いかけた。

すべては、子どもたちのために。

参加作家(50音順):植田楽(造形作家)/梅津恭子(ぬいぐるみ作家)/鴻池朋子(現代美術家)/junaida(画家)/秦直也(イラストレーター)/菱川勢一(映像作家)/村田朋泰(アニメーション作家)/ヨシタケシンスケ(絵本作家)

原作:エーリヒ・ケストナー『動物会議』
空間構成:手塚貴晴(建築家)
広報・会場グラフィックデザイン:大島依提亜

菱川勢一展示作品「すべては子どもたちのために!」
Seiichi Hishikawa's work "All for the Children!" 2022

菱川勢一のインタビューや会場の様子などを収録した展覧会図録『どうぶつかいぎ展』全国書店で販売中

BlueSheep Shop(版元オンラインショップ):販売中販売中
*全国書店、オンライン(Amazonなど):販売中

価格: 税込 1,980円(本体 1,800円+税10%)
A5変型、68ページ、上製本、ISBN 978-4-908356-35-3

編集・インタビュー:永岡綾
ブックデザイン:大島依提亜・中山隼人
写真:加藤新作
発行:ブルーシープ


"All for the Children!" 2022 Art by Seiichi Hishikawa