Cambon Line
CHANEL
Space Design & Visual Direction
2004年六本木泉ガーデンギャラリーにてCHANEL CAMBON LINEのプレス発表会が行われ、 展示会場全体の雰囲気を形作るイメージビジュアルを含むスペースデザインを手がけた。1921年ココシャネルが初のブティックを開き、現在の本店所在地であるパリのCAMBON通り。その通りにちなんだ名前を授けられたCAMBONラインは柔らかく、強い、キルティングのレザーとダブルのCマークが特徴で、シャネルの伝統に現代的なエレガンスを加味した定番ラインである。Cを大きく大胆にディスプレィのステージとしてデザインし、その上には 360°スクリーンの全周に今回の発表会のワン&オンリーのイメージビジュアルが投影された。左右の切れ目無く360度の映像というエクスペリメンタルなビジュアルはそれだけでアートとなり、1日限りのプレミアムな場を演出した。イメージビジュアルだけではなく全体のクリエイティブディレクションを総合的に担当したことでトータルに質の高い空間を提供することに成功した。
Space Design & Creative Direction : Seiichi Hishikawa (DRAWING AND MANUAL)