坂の上の雲 / Cloud Above the Hill
NHK Special Drama
TV Drama Titleback - Direction
「功名が辻」と時を同じくして制作が進んでいたのが後に日本国内で最大級の規模として完成されたスペシャルドラマ「坂の上の雲」。実写化が難しいとされていた司馬遼太郎の原作に挑んだ。1話が90分、全13話の大作となった。DRAWING NAD MANUALは本編劇中のドキュメンタリーパートの制作、ポスター等のグラフィックデザイン全般、本編の冒頭を飾るアバン(オープニング部分)、そしてエンディングのタイトルバックを担当した。DRAWING AND MANUALが制作に参加してから最終話放送まで実に足掛け6年を費やしている。タイトルバックのために撮影されたのは白馬山連にある小蓮華山の一本道。狙ったのは「霧深い風景が一瞬にして晴れ、遠くの雲の隙間からたくさんの光が刺してくる。」というショット。CGなどは使用せず、山の頂へ続く一本道だけで表現することを試みた。山小屋にベースを置き、7日間の撮影では夜明けから夕暮れまでこの瞬間を狙い続け、2回だけ撮影することができた。そのうちのベストショットを使用してエンディングを飾っている。三羽の鳩が飛び立つのもハイスピード撮影でベストショットを狙った。音楽は作曲に久石譲氏、演奏はNHK交響楽団、コーラスはサラ・ブライトマンが唄う。
アバン(オープニング)/ Avant(Opening)
Director / Edit : Seiichi Hishikawa
Assistant Director : Ryosei Suzuki
Voice Over : Ken Watanabe
Design : Kenta Miura
CGI : Tetsuro Tsuji
Music : Jo Hisaishi + NHK Shimphony Orchestra
タイトルバック(エンディング) / Titleback(Ending)
「坂の上の雲」タイトルバック撮影は白馬の小蓮華の峰で行われた。400kgを超える機材を手分けして登山し、山小屋に7日間滞在。毎日山小屋から山頂付近まで登り絶景を狙う。朝3時に出発し、日暮まで粘って下山を繰り返した。狙うは「霧で見えない道の先が、ゆっくりと晴れて光が道を照らす。上を向くと神々しい山の頂がそこにはある」というショット。CGを使わない美しい情景の撮影を目指した。ずっと待ち続け、そのうちクリーンショットを撮影できたのが2カットだけであった。
Director / Edit : Seiichi Hishikawa
Assistant Director : Ryosei Suzuki
Music : Jo Hisaishi + Sarah Brightman + NHK Shimphony Orchestra

